2020.8月号vol.74

新しい家族

皆さんは、ペットを飼われていますか?

これから飼おうかと検討している方もいらっしゃるかもしれません。私は、子どもの頃から猫を飼っていましたが、この度、我が家にも子猫を迎えることになりました。

最近は、ペットショップではなくブリーダーからペットを購入される人も多いと聞きます。

我が家に迎えた子猫は、知人が保護した猫を譲り受けることになった保護猫です。

これからは良き家族として、息子の相棒として幸せに成長して欲しいと思いますが、20数年振りのペットということで少し不安もあります。

猫を飼うにあたってのアドバイスや耳寄り情報などがあれば、是非教えていただきたいと思います。

生後6ヶ月ほどの子猫なので、にしの通信でも元気な成長をお伝えできるように楽しく頑張って育てていきます。

2020.7月号vol.73

安心できる環境で健康を守り続ける

当院では、現在も新型コロナウイルス感染対策を実施しておりますが、以前より高水準の院内感染防止対策に取り組んできました。

当然ではありますが、患者様ごとに使い捨てグローブの着用、治療後は診療チェアの清拭、歯を削る機械(タービン、コントラ)なども交換し、毎回高性能な専用滅菌器などで洗浄・滅菌を行うなど、使用した器材はそれぞれに適した消毒・滅菌処理を行なっています。

4月中旬より、診療予約の制限や、お口の健康を守るために大切な定期検診の受診も予約延期または中止という対策も取らせていただきました。検診の予約を延ばされていた方は、これまで以上にご自宅でのお口のセルフケアに取り組まれていたことと思います。

お口の健康は全身の健康に大きく影響することから、糖尿病の予防や改善、食べ物やだ液が肺に入ることで起こる誤嚥性肺炎のリスク軽減にも繋がります。

また、お口の健康は免疫力を高めることにも繋がります。

今の健康とこれからの健康を守るために、これからもご安心して定期検診を受診してください。

2020.7月号vol.73

口腔ケアと糖尿病

お口の健康と全身の健康には深い関係性があります。

歯周病が、全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があげられています。

成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。

免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。

そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。

歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアは重要になります。糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

2020.7月号vol.73

新しいホームページ

こうの歯科クリニックのホームページをご覧になられた方は、いらしゃいますか?

先日、当院のホームページを全面リニューアルしました。

今回で3回目になりますので、2~3年に一度は、ホームページリニューアルを行なっていることになります。

ホームページは、クリニックの存在を知ってもらうだけのツールではなく、診療方針や診療への想いを伝える役割を持っていると考えています。

クリニックが成長していく中では、変わらないことと、変化し続けることがあります。

診療設備や衛生管理システムだけではなく、治療技術や知識など今のこうの歯科クリニックが少しでも伝わり、通院中の患者様や、これから初めて来院される方の安心に繋がればと思います。

お時間があれば、新しいこうの歯科クリニックホームページを是非ご覧ください。

2020.6月号vol.72

口腔ケアで免疫力の維持・向上

免疫力を向上させる為には、『運動・食事・睡眠』が大切とお伝えしましたが、お口の健康も免疫力に繋がります。

ウイルスなどは主にお口から侵入し、体内へと広がります。

しかし、お口の中はウイルスなどの入り口であると同時に、侵入を防ぐ役割も持っています。

お口の中は、歯以外は粘膜でできており、この粘膜が免疫として働いていることから、粘膜の健康が低下している状態では、免疫力も同時に低下してしまいます。

特に、歯周病の場合は、歯ぐきが炎症している状態になり、歯と歯ぐきの間に隙間(歯周ポケット)が生まれ、免疫力も大きく低下しているため、ウイルスや細菌の侵入を防ぐことが難しくなります。

毎日の歯磨きやフロスを使った口腔ケアと、定期的な検診が健康なお口を守り、免疫力の向上にも繋がります。

2020.6月号vol.72

ウイルスと戦う免疫力 ~食事と睡眠~

免疫力を向上させる「運動」のほかに、食事と睡眠も大切です。

ウイルスに対抗する免疫力には、乳酸菌やビタミンA・C・Eを摂取すると効果的ですが、骨や筋肉はもちろん、血液、皮膚、ホルモン、免疫細胞を構成する「たんぱく質」も欠かせません。

良質なたんぱく質は、鳥ささみ、マグロ、カツオに多く含まれており、1日体重1kgあたり1gの摂取が理想的です。

睡眠については、書籍「スタンフォード式最高の睡眠」でも記されていますが、慢性の睡眠不足による影響が心身に蓄積されていくことを「睡眠負債」と呼ばれています。

日本人は、1日の睡眠時間が6時間未満の人が40%もいますが、1日7時間の睡眠時間が理想的で、最低でも6時間は必要になります。

免疫力は、睡眠中に維持・強化されることからも、質の高い睡眠をとることがとても大切になります。

2020.6月号vol.72

ウイルスと戦う免疫力 ~運動~

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、その予防法や衛生管理などが注目されています。

現在、改めて考えさせられるのが「免疫力」ではないでしょうか?

免疫力とは、体の中の最大の防御システムで、ウイルスや細菌など体にとって悪さを働く外敵と対抗することで、健康状態を守ってくれる力のことです。

この免疫力は、生活習慣によって高めることができ、免疫力を高める為には『運動・食事・睡眠』の3つが重要になります。

運動によって筋肉を動かすと、血行やリンパの流れが良くなり、溜まった疲労物質を取り除くことで代謝が良くなる効果があります。

逆に運動不足によって筋肉量が減少すると、体温の低下が認められ免疫力の低下が起こります。

体温が1℃上昇することで、5倍~6倍の免疫力を発揮できるようになるという報告もありますが、激しい運動は一時的に免疫力の低下を引き起こすので、注意は必要です。

気持ちいいと思えるくらいの運動、ラジオ体操や軽度な筋トレなどがおススメです。

2020.5月号vol.71

感染予防で働き方が変わる?

新型コロナウィルスによって、世界中の人々の生活に大きな影響が出ており、働き方や生活スタイルも変わってしまったという話も聞きます。

私たち歯科医師の働く環境にも変化が出ています。

診療はこれまでと変わりありませんが、所属する歯科医師会や歯科治療の技術や知識を深める講習会などの開催方法が変わってきています。

東京や大阪などで開催予定だった多くの講習会やセミナーの多くは、規模に関わらず中止または延期となりました。

また、札幌歯科医師会や歯科医師会支部会などは、インターネットを活用した配信型や、テレビ会議のようなオンライン化で開催されています。

このような取り組みは、感染予防のためではありますが、実際活用してみると不便さもなく、時間の効率化としても大きく貢献されていると実感します。

働き方を考える時代に合わせて、このような取り組みがもっと一般的に広く普及されることに期待しています。

2020.5月号vol.71

白い歯が保険適用

当院は、保険適用の特殊な白い被せ物治療ができるための認可を厚生労働省より受けています。

この保険が適用される特殊な白い被せ物は、ハイブリットレジンという素材で『保険適用外のセラミック』に比べ、耐久性や、美しさなどで劣ってしまいますが、保険適用の銀歯と比較すると、色も白く、噛み合わさる歯に対しても優しい素材になり、金属アレルギーのリスクもありません。

これまでの保険適用で、特殊な白い被せ物の治療ができる部位は、上の歯の前から数えて「4・5番目の歯」と、下の歯の前から数えて「4・5・6番目の歯」が認められました。

今回、新たに認められたのは「上の6番目の歯」になり、この改訂によって、上下の4・5・6番目の歯を白い被せ物で治療することが可能になりました。

7番目の上下の歯が存在する状態であることや、噛み合わせの力などの診断結果に基づいてなどの適応条件がありますが、銀歯の治療に抵抗がある方や、白い歯に興味があっても保険が適用されないセラミックは厳しいという方には良い治療法です。

2020.5月号vol.71

歯が割れる!?歯の破折

歯が痛む、歯が動く感じがする、歯がしみるなどの症状はありませんか?

これらの症状の場合、むし歯や歯周病、知覚過敏など様々な原因が考えられますが、その一つに「歯牙破折(しがはせつ)」もあります。

歯牙破折とは、歯が割れてしまった症状で、歯の根が割れてしまうことを「歯根破折(しこんはせつ)」と言います。

歯牙破折と歯根破折のどちらの症状も、歯に大きなダメージを与えてしまうため、割れ方にもよりますが、多くの場合は歯を抜く治療になってしまいます。

破折(割れる)原因は、大きく分けて「力の問題」と「歯の問題」の2つがあげられます。

「力の問題」は、噛み締めやくいしばり、歯ぎしりなどの咬み合わせが原因のため、安定した咬み合わせに繋げる治療や就寝時のマウスピースの使用が有効です。

「歯の問題」は、むし歯治療で歯を大きく削ったり、神経を失うことで歯が脆(もろ)くなることで、破折リスクが上がってしまいます。

当院では、すべての治療において、正しい咬み合わせに繋げることや、できるだけ歯や歯質を残すこと、破折リスクを下げる治療材料を採用することで、治療後の健康を長期にわたって支える歯科治療に取り組んでいます。