2020.9月号vol.75

正しい食習慣で糖尿病予防

糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。

糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。

血糖値を下げるインスリンは、すい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。

一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。

糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。

糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。

日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。

お菓子屋ジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えて、すい臓を休ませることも大切です。

野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

2020.9月号vol.75

口腔ケアと誤嚥性肺炎

7月号のにしの通信では、口腔ケアと糖尿病の関係についてお伝えしましたが、糖尿病の他にも、口腔健康と全身の健康には深い関わりがあり、その一つに『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』があります。

『誤嚥性肺炎』とは、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入り、肺に細菌が慢性的に流れ込むことで引き起こされます。

食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため自覚症状がない方も多いのが特徴です。

高齢者の肺炎の75%は、誤って喉頭や気管に食べ物などが入ってしまう『誤嚥(ごえん)』に関連していることも言われています。

歯を一本でも失った場合には、適切な治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが『誤嚥性肺炎』の予防に繋がります。

定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになり、正しい口腔機能をいつまでも守り続けることにもつながります。

2020.9月号vol.75

男2人のクワガタ採集

7月上旬に、仕事仲間と2人で赤井川村へクワガタ採集に行ってきました。

結果からお伝えすると、メスのクワガタ1匹のみという少し残念なクワガタ採集となってしまいました。

赤井川村に到着すると、首にタオルを巻き、頭にはLEDヘッドライトを装着、軍手をはき、虫カゴを持ち、まるで子どものように出陣しました。

昨年採集できたエリアからまわり、その途中では知人からの情報にあったスポットにも立ち寄りながら、40代の男2人で必死に探しましたが、見つかるのはアマガエルや名前も知らない虫ばかりでした。

少し山奥にも足を伸ばしましたが、採集できたのは冒頭にお伝えした偶然にも道路を歩く1匹のメスクワガタのみでした。

満足な結果にはならなかったですが、満天の星空の下、自然の香りを感じながらの会話も弾み、イベントとしてはとても楽しい時間になりました。

2020.8月号vol.74

治療後も痛みは続く?

皆さんが歯医者さんへ向かうときは、どのような気持ちでしょうか?「今日の治療は痛いかな?」

「自分の歯がどのような状態か不安だ」

など、様々な疑問や不安を抱えて来院される方も多いと思います。

治療が終われば全て問題は解決され、健康を取り戻し、痛みからも解放されると思われる患者様もいらっしゃいます。

しかし、歯科治療は、ほかの怪我や病気と同じように治療や処置を受けたからといって、すぐに完治しないものも多くあります。

むし歯の治療では、歯を削るときの熱や振動などによって神経が刺激されることで、治療後も神経が過敏になり、炎症を起こしたり痛みが出る場合もあります。

治療後の痛みの多くは、数日~1ヶ月ほどで消えますが、痛みを感じる期間は、硬いものを噛んだり、冷たいものや熱いものが治療した歯に当たらないようにお気を付けください。

また、被せ物や詰め物の噛み合わせが合っていない場合にも、歯根膜(歯と歯を支える骨の隙間にあるクッションの役割をする繊維)に負荷がかかることで痛みを感じることもあります。

むし歯の治療以外にも、歯の根の治療後に痛みを感じる場合もあります。

神経がない歯でも、その歯の根の周囲に細菌による炎症の治療では、治療や薬の刺激によって痛みが出ることがあります。

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膿が原因の場合は、消毒処置を継続していくことで解消される場合が多いですが、炎症によって周辺組織や骨を破壊されていると、程度によっては元の状態までの回復は難しくなります。

通常は1週間ほどで痛みは消えますが、痛みを感じる場合には処方された痛み止めのお薬を服用ください。

歯の根の治療後も、むし歯の治療と同様に、なるべく治療した歯では噛まないなど、治療によってダメージを受けている歯を守りながらの生活が大切です。

また、痛みが大きいときや痛みが長引く場合には、お気軽にご相談ください。

2020.8月号vol.74

新しい家族

皆さんは、ペットを飼われていますか?

これから飼おうかと検討している方もいらっしゃるかもしれません。私は、子どもの頃から猫を飼っていましたが、この度、我が家にも子猫を迎えることになりました。

最近は、ペットショップではなくブリーダーからペットを購入される人も多いと聞きます。

我が家に迎えた子猫は、知人が保護した猫を譲り受けることになった保護猫です。

これからは良き家族として、息子の相棒として幸せに成長して欲しいと思いますが、20数年振りのペットということで少し不安もあります。

猫を飼うにあたってのアドバイスや耳寄り情報などがあれば、是非教えていただきたいと思います。

生後6ヶ月ほどの子猫なので、にしの通信でも元気な成長をお伝えできるように楽しく頑張って育てていきます。

2020.7月号vol.73

安心できる環境で健康を守り続ける

当院では、現在も新型コロナウイルス感染対策を実施しておりますが、以前より高水準の院内感染防止対策に取り組んできました。

当然ではありますが、患者様ごとに使い捨てグローブの着用、治療後は診療チェアの清拭、歯を削る機械(タービン、コントラ)なども交換し、毎回高性能な専用滅菌器などで洗浄・滅菌を行うなど、使用した器材はそれぞれに適した消毒・滅菌処理を行なっています。

4月中旬より、診療予約の制限や、お口の健康を守るために大切な定期検診の受診も予約延期または中止という対策も取らせていただきました。検診の予約を延ばされていた方は、これまで以上にご自宅でのお口のセルフケアに取り組まれていたことと思います。

お口の健康は全身の健康に大きく影響することから、糖尿病の予防や改善、食べ物やだ液が肺に入ることで起こる誤嚥性肺炎のリスク軽減にも繋がります。

また、お口の健康は免疫力を高めることにも繋がります。

今の健康とこれからの健康を守るために、これからもご安心して定期検診を受診してください。

2020.7月号vol.73

口腔ケアと糖尿病

お口の健康と全身の健康には深い関係性があります。

歯周病が、全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があげられています。

成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。

免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。

そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。

歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアは重要になります。糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

2020.7月号vol.73

新しいホームページ

こうの歯科クリニックのホームページをご覧になられた方は、いらしゃいますか?

先日、当院のホームページを全面リニューアルしました。

今回で3回目になりますので、2~3年に一度は、ホームページリニューアルを行なっていることになります。

ホームページは、クリニックの存在を知ってもらうだけのツールではなく、診療方針や診療への想いを伝える役割を持っていると考えています。

クリニックが成長していく中では、変わらないことと、変化し続けることがあります。

診療設備や衛生管理システムだけではなく、治療技術や知識など今のこうの歯科クリニックが少しでも伝わり、通院中の患者様や、これから初めて来院される方の安心に繋がればと思います。

お時間があれば、新しいこうの歯科クリニックホームページを是非ご覧ください。

2020.6月号vol.72

口腔ケアで免疫力の維持・向上

免疫力を向上させる為には、『運動・食事・睡眠』が大切とお伝えしましたが、お口の健康も免疫力に繋がります。

ウイルスなどは主にお口から侵入し、体内へと広がります。

しかし、お口の中はウイルスなどの入り口であると同時に、侵入を防ぐ役割も持っています。

お口の中は、歯以外は粘膜でできており、この粘膜が免疫として働いていることから、粘膜の健康が低下している状態では、免疫力も同時に低下してしまいます。

特に、歯周病の場合は、歯ぐきが炎症している状態になり、歯と歯ぐきの間に隙間(歯周ポケット)が生まれ、免疫力も大きく低下しているため、ウイルスや細菌の侵入を防ぐことが難しくなります。

毎日の歯磨きやフロスを使った口腔ケアと、定期的な検診が健康なお口を守り、免疫力の向上にも繋がります。

2020.6月号vol.72

ウイルスと戦う免疫力 ~食事と睡眠~

免疫力を向上させる「運動」のほかに、食事と睡眠も大切です。

ウイルスに対抗する免疫力には、乳酸菌やビタミンA・C・Eを摂取すると効果的ですが、骨や筋肉はもちろん、血液、皮膚、ホルモン、免疫細胞を構成する「たんぱく質」も欠かせません。

良質なたんぱく質は、鳥ささみ、マグロ、カツオに多く含まれており、1日体重1kgあたり1gの摂取が理想的です。

睡眠については、書籍「スタンフォード式最高の睡眠」でも記されていますが、慢性の睡眠不足による影響が心身に蓄積されていくことを「睡眠負債」と呼ばれています。

日本人は、1日の睡眠時間が6時間未満の人が40%もいますが、1日7時間の睡眠時間が理想的で、最低でも6時間は必要になります。

免疫力は、睡眠中に維持・強化されることからも、質の高い睡眠をとることがとても大切になります。