2019.11月号vol.65

シマリス公園 in 天狗山

先日、小樽「天狗山」の山頂にある「シマリス公園」に家族と行ってきました。

山頂までは、車でも行けますが、オススメは小樽の街と海を一望できるロープウェイです。

シマリス公園は、ロープウェイ山頂の乗降口のすぐ向かいにあり、数家族が訪れており、子ども達がシマリスに餌のひまわりの種を与えていました。

入場は無料で、園内に設置しているカプセルに入ったひまわりの種を購入し、待ち構えているとすぐにシマリスが寄って来ます。

園内にいるたくさんのシマリスは、人にも慣れているようで手に持ったひまわりの種を一つずつ食べてくれます。

こんなに至近距離で、しかも直接シマリスと触れ合ったのが初めてだった息子も大喜びでした。

シマリスの冬眠時期によって閉園するそうなので、行かれる際には必ず天狗山ホームページの確認をお忘れなく。

2019.11月号vol.65

医療連携における歯科の役割を考える

10月11日(金)の診療後は、札幌歯科医師会が主催した在宅医療に取り組む歯科医師の育成研修会に参加しました。

高齢社会の現代において、在宅医療という分野が重要になっているとともに、より積極的な取り組みが必要となっています。

研修会では、私が所属している「北大歯学部高齢者歯科学教室同門会」の准教授[渡辺裕先生]より、現在の要介護高齢者の状況や、介護現場で求められている歯科と医療介護連携についての講演を受けることができました。

これまで、高齢者や要介護高齢者にとっての医療とは、生命に直結するものが重要視されてきたことで、口腔医療について具体的な取り組みが行われていないことが多くありました。

近年では、口腔健康と全身健康の深い関係が証明されていることから、医療介護分野と歯科の連携の必要性が高まっています。

医療介護連携で歯科は、何を期待されどのような取り組みが必要なのかを一人ひとりの歯科医師が考え向き合う機会となりました。

2019.11月号vol.65

快適な入れ歯「金属床義歯」

食事や会話など、身近な喜びを支えるためにも大切な入れ歯です。

入れ歯には、たくさんの種類があり、大きく分けると保険適用と保険適用外(自費)になります。

保険適用の入れ歯は、比較的安価ではありますが、使用する材料や入れ歯の設計などに細かな制限が決められているため、患者様の要望にお応えできない場合があります。

保険適用外(自費)の入れ歯には、決められた制限がなく、患者様のお口の状況に合わせた入れ歯の設計が可能になるほか、理想的な材料などを使用することで、より快適な入れ歯を作製することができます。

代表的な保険適用外(自費)の入れ歯に「金属床義歯(きんぞくしょうぎし)」があり、材料には金属を使用するのが特徴になります。

金属を使用することで、入れ歯を薄くできるため、会話がしやすくなることや、食べ物の温度を感じる美味しい食事を摂ることができます。

そのほかにも、違和感が少ない、汚れが着きにくい、耐久性に優れているなどの特徴もあります。

現在の入れ歯で、会話がしにくい、食事が美味しく感じない、違和感があるなどのお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。