2021.1月号vol.79

こうの歯科クリニック新年のご挨拶

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

今年は、これまでのお正月とは少し違った過ごし方をされた方も多かったと思いますが、皆様どのように過ごされましたでしょうか?

当院は、今年の12月に開院10周年を迎えます。

改めて気持ちを引き締め、患者様はじめ、地域の皆様や共に働くスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、基本を大切にしっかり歩んでいきたいと思います。

様々な変化がある時代ではありますが、患者様の健康に向き合い、生活に寄り添うために、質の高い歯科治療を届けていくという気持ちは変えることなく、成長していきたいと思います。

2021年、皆様の健康と笑顔を守れる歯科医院を目指した成長を継続していくためにも当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。本年も「こうの歯科クリニック」をどうぞ宜しくお願い致します。

2021.1月号vol.79

歯周病の原因となる細菌の住処

治療や定期検診で歯科医院に通院されている中で、「歯石(しせき)」という言葉を耳にすることがあると思います。

歯周病の原因となる細菌の住処

歯石と聞くと、お口の健康にとって悪いモノというイメージはあっても、実際にどのような問題があるのかご存知ない方もいらっしゃると思います。

歯石は、磨き残しなどが原因となって発生する「細菌の塊(プラーク)」が、そのまま放置されることで、だ液に含まれるリン酸カルシウムと反応し、硬い石のような状態(石灰化)になったものです。

歯石そのものが悪さをすることはありませんが、歯石の表面は軽石のようにザラザラでデコボコしており、口腔健康に悪影響を与える細菌にとって絶好の環境となります。

細菌の良い住処となる歯石があると、細菌も増殖し、歯周病や口臭を引き起こす大きな要因になります。

歯石は、歯磨きで除去することは困難なため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受診し、専用の器具などを使って歯科衛生士によって取り除くことが、お口の健康を守ることにも繋がります。

また、歯石ができないためにも、毎日の歯磨きや歯科定期検診で、いつもお口を衛生的な環境で維持していくことも大切です。

2021.1月号vol.79

プランメカフィット治療の勉強会

昨年の11月に、大学時代の同期4人で始めた歯科医師勉強会グループで通例勉強会を当院で行いました。

今回の勉強会では、当院で新たに導入した先進歯科医療の一つである「CAD/CAM(キャドキャム)システム」の「プランメカフィット治療」について、実践的な研修も行いました。

「プランメカフィット治療」は、従来よりも高品質なセラミックの被せ物を院内で製作することができる治療システムです。

セラミックの被せ物は、銀歯に比べて細菌の付着率を大幅に軽減できるほか、むし歯の再発リスクの抑制、金属アレルギーリスクを無くすなど、むし歯の治療素材として人の体に優しく、高い審美性も兼ね備えています。

今後は、「プランメカフィット治療」の精度をより上げていくためにも、すでに実践されている歯科医師と共に学んでいけるグループなどをつくり、質の高い治療の普及にも貢献していきたいと思います。

2020.12月号vol.78

年末に向けてのご挨拶

2020年最後の「にしの通信」となりました。

2014年の夏から毎月発刊で始めた「にしの通信」も今号でvol.78を迎えることが出来ました。

今年は、新型コロナウイルスによって、私たちの生活に大きな変化が生まれました。

改めて、新型コロナウイルスに罹患された皆さまと感染拡大によりお仕事や私生活に多大な影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

私たち歯科医療従事者にとっても、新型コロナウイルスの影響は大きく、来院患者様の制限や感染予防対策をしての診療など、新たな挑戦の一年となりました。

現在まで、全国の歯科医院で診療を通した感染者は一人も出ていないことは、大きな自信にも繋がっています。

多くの学会や臨床セミナーが中止となるなか、オンラインセミナーという新しい形式も広がったように、困難な状況だからこそ生まれるものもあるという発見もありました。

来年は、皆様の健康と、安心と安全が守られる生活になりますように。

2020.12月号vol.78

セラミック治療の最先端システム導入

先月、当院にプランメカ社「プランメカフィット」を導入しました。

「プランメカフィット」は、お口の中を専用口腔内スキャナーで撮影し、そのデータを基に「セラミック素材の被せ物(自費治療)」を作製する先進医療で、CAD/CAM(キャドキャム)システムと呼ばれています。

これまでは、削った歯の型取りをして模型を作り、その模型に合わせて、歯科技工士が被せ物を手作業で作製していましたが、CAD/CAMシステムの「プランメカフィット」は、削った歯をそのまま口腔内スキャナーで撮影し、そのデータを基にセラミックブロックを削り出すことで、精密な被せ物を作製することが出来ます。

患者様にとっては、型取りの不快感がなくなるだけではなく、治療時間の短縮や、より精密な被せ物が装着できることでムシ歯の再発リスクを軽減するというメリットと同時に、自然な色調の美しい歯(セラミック素材の被せ物)を届けることができます。

専用口腔内スキャナーで撮影された歯の情報は、インターネット回線によって専門の技工所にデータとして送られます。

データを受け取った技工所は、データをもとに専用のミリングマシンが、忠実に歯を再現するため圧縮された高い強度のセラミックブロックを削り出します。

圧縮されたセラミックブロックは、通常のセラミック治療の技法よりも強度のあるセラミック素材の被せ物の作製することが可能になります。

精度が高く、自然な美しさの「プランメカフィット」治療は、これからの患者様の健康につながるセラミック治療です。

「プランメカフィット」のセラミック治療については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

2020.11月号vol.77

CAD/CAMシステム臨床オンライン勉強会

9月28日(月)の診療後は、私が主催する歯科医師勉強会グループでオンラインセミナーを開催しました。

セミナーでは、「CAD/CAM(キャドキャム)システム」を活用した臨床について学び、有意義な時間となりました。

「CAD/CAM(キャドキャム)システム」での治療では、治療のための歯の型取りは必要なく、口腔内スキャナーによって歯をデータとして読み取ります。

読み取った歯のデータをもとに、専用ミリングマシンによって、高精密なセラミック素材の被せ物を作製します。

「CAD/CAM(キャドキャム)システム」では、圧縮された高密度なセラミックブロックを使用することで、一般的なセラミックの被せ物よりも強度もあり、より高品質なセラミック治療が可能になります。

これからの健康につながる「CAD/CAM(キャドキャム)システム」治療については、お気軽にお尋ねください。

2020.11月号vol.77

先進歯科医療CAD/CAMシステム

先月、当院で新たに導入した先進歯科医療の一つである「CAD/CAM(キャドキャム)システム」を学ぶため、友人の歯科クリニックへ訪問しました。

CAD/CAMシステムとは、専用スキャナーで撮影した口腔内の情報をコンピュータ処理をすることでデータ化し、専用機器によってセラミック素材の被せ物などを作製する治療システムです。

CAD/CAMシステムは、欧米では歯科大学のカリキュラムにもなるほど普及しています。

日本で導入されている歯科クリニックは少数ではありますが、その高い信頼性から少しずつ普及してきています。

今回の訪問勉強会では、診療での具体的な活用や、CAD/CAMシステムの最新情報などをシステムを実際に動かしながら実践的に学ぶことができました。

このような治療の質を向上させ、患者様が受ける治療の負担も軽減できるシステムが、益々普及していくことの可能性を感じました。

2020.11月号vol.77

宮の丘中学校 学校検診

9月16日(水)は、クリニックを休診させて頂き、学校の歯科検診のため、宮の丘中学校に訪問しました。

当院は、2015年から宮の丘中学校の校医となり、6回目の今回の検診は、当院の小児歯科専門外来を担当している種市先生のほかスタッフ2人と私を含む4人で訪問しました。

新型コロナウイルスの影響で、例年よりも実施を遅らせた検診は、感染防護やソーシャルディスタンスを確保して行なったため、通常よりも長時間の検診となりました。

検診を終えて、むし歯を持つ学生は本当に少なく、口腔健康の意識が高まっていることを実感することが出来ました。

中学生になると、運動や部活終わりにスポーツドリンクや炭酸飲料を飲むことも多くなりますが、これらは糖分が多く、むし歯リスクを上げてしまうため、習慣化させないことが大切です。

将来にわたって健康な歯を守るためにも、学校歯科検診のほかに、定期的に歯科医院で検診を受け、これからもお口を健康的な状態を維持し続けて欲しいと思います。

2020.10月号vol.76

保険適用で前歯も美しく

当院は、保険適用で特殊な白い被せ物の治療ができる認可を厚生労働省より受けています。

この保険が適用される特殊な白い被せ物は、ハイブリットレジンという素材で、残っている歯やお口の状況などで保険適用条件が定められています。

これまでは、適用条件を満たせば上下の前から数えて4~6番目の歯がハイブリットレジンでの被せ物治療ができましたが、10月より、前歯(手前1番目~3番目)にも適用となりました。

ハイブリットレジン素材は、『保険適用外のセラミック』に比べ、耐久性や、自然な美しさなどで劣ってしまいますが、これまでの保険適用の治療法に比べると、色も白く、噛み合わさる歯に対しても優しい素材になり、金属アレルギーのリスクもありません。

治療の際には、ご案内させて頂きますが、疑問などございましたらお気軽にお尋ねください。

2020.10月号vol.76

適切な歯ブラシ選びと交換時期

当院では、それぞれの患者様のお口の状態に合った歯ブラシをご案内しております。

皆さんは、歯ブラシをどのような基準で選ばれていますか?

健康なお口や歯を守るための歯磨きをするためには、自分自身に合った歯ブラシ選びや、適切な期間での歯ブラシ交換が大切です。

歯ブラシには、それぞれブラシの硬さや大きさがあり、ムシ歯予防に適した歯ブラシや、歯周病予防・改善に適した歯ブラシがありますので、お口の環境や年齢によって適した歯ブラシを使用すると、より大きな効果を得られやすくなります。

また、歯ブラシの交換時期も大切なポイントになります。

歯ブラシのブラシ部分が広がってきたり、ブラシの硬さが変わってくると交換する必要があり、ブラシの毛先の状態が悪くなると新しい状態と比べ、約4割も汚れの除去率が低くなってしまいます。

自分自身のお口の環境に合った歯ブラシ選びと、1ヶ月ごとの歯ブラシ交換が質の高いセルフケアに繋がります。